2009年03月03日
パチンコ(パチスロ)依存症(前編)
イメージ戦略
最近テレビでパチンコ台のCMよくみかけます、昔の大スター・アニメキャラクター・時代劇・韓国ドラマ等、本当に興味を引くようなものをモチーフとして百花繚乱といった感じです。パチンコは博打です、昔は疲れたおとうさんが、仕事帰りにうさばらしに通っていました。少し胡散臭い雰囲気で女性客はほとんどおらず、やさぐれた感じの人たちが騒々しい軍艦マーチをBGMに、黙々とレバーを手ではじいていました。いつのまにか遊技場からパーラーになって、今はアミューズメントスペースです。胡散臭い賭博場のイメージが薄れて敷居が低くなり、若い女性もふつうに出入りするようになってしまいました。今は電動なのでレバーをはじくテクニックもいらず、“大当たり”運まかせの要素が多いので、少しでも長くパチンコ台の前に縛り付けるために、お客がどんどんお金をつぎ込んでくれるように、すさまじい進化をしてきました。手打ちでチューリップにいれていたころは、今ほど一般化していなかったので、遊ぶ層も限られておりバクチの意識がありました。今はゴールデンタイムにTVCMがながれるほどで、レジャーの一部になっています。このイメージ戦略でパチンコ業界は拡大し、一方でパチンコ依存症の病人が増えていきました。患者が増えるほど業界は潤うので、このイメージ戦略は業界にとっては大成功でした。
Posted by にーぶやー at 21:34│Comments(0)
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